2009年 08月 06日
横浜ゆうじ・たかし
涙のベイスターズ観戦に続き行蔵@横浜です。
今宵は赤坂の誇る料理人の一人 「Wakiya一笑美茶楼」の脇屋友詞さんが スペシャル企画を横浜で行うのでお邪魔してきました。 「日本の野菜で涼をとる」と銘打ち前述の「世界のワキヤ」と日本 料理界の名門「つきじ田村」三代目・田村隆さんが夢のコラボ。 って言うとなんかお高くとまったグルメの会みたいですがこれが予想外の展開。 ほとんど「横浜ゆうじ・たかし」の料理漫談ともいえるような笑い笑いの連続。 江戸っ子調・毒蝮三太夫(古くてすみません)張の毒舌でまくし立てるたかしに 甘いマスクでちょいハニカミながらもついていくゆうじは絶妙のコンビ。 すまして座っていたゲストも本当に大笑いでした。 で肝心の料理ですが スタートは「ゆうじとたかしの18種」。Wakiyaでもおなじみの9種の前菜に 田村のピンチョス9味で18種。のっけから楽しませてくれます。 続いて「鱧deマリアージュ」。金華ハムを使ったシャンタンスープと田村のお出汁を ハーフ&ハーフ。そこに鱧を落とします。濃厚なのに切れがあるスープは絶品。 そしてこの日のメーンイベント?がお造り「鱸と海老のあらい」なんですが 運ばれてきたお皿は。。。 氷のドームの中に枡。つきじ田村手作り(自称)の木槌が配られみんなで氷の鏡開き。 たかし節絶好調です。 中から出てきた枡で2度目の乾杯をしたらなんと枡の下の氷の下から鱸と海老。 色目も鮮やかな甘い海老と淡白な味わいとシコシコの歯ごたえの鱸。 これも流石つきじ田村!です。 さらに料理は続き 「骨まで愛して!!(鮎の素揚げ?)」 「アッツ熱っ!!(鶏肉団子&湯葉のフカヒレスープの熱々小鍋)」 しっかりした田村の日本料理に脇屋マジックがかけられたような驚きのお皿が続き、 「冷やしる夏野菜(宮崎の郷土ご飯料理・冷汁のアレンジ)」〜 「トロトロ杏仁シャキシャキあずき」のデザートで大満足のうちにフィニッシュ。 最後はたかしの音頭の元、みんなで三本締め。あっという間の3時間でした。 今回のコラボ、それぞれが作った料理が交互に出てきたりする単純なものでなく 、一皿一皿に二人の料理人(であり人を楽しませるエンタテイナー)が知恵と技を 寄せた本当に面白い「スペシャル」「真の限定」でした。 飲物込み一人18000円は290円弁当やワンコインランチ全盛の不況下では 決して安くは無いけど、料理と場所とゆうじ&たかしの漫談料込みでの3時間は それだけのバリューのあるものでした。 「赤坂もこんなスペシャル提供していきたいなぁ」と久々に真面目な思いを抱きつつ 横浜を後にした行蔵でした。 脇屋さん今度は赤坂でもお願いしまーす。
by akasaka_hiyoko
| 2009-08-06 16:02
| 赤坂ディナー
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