赤坂ひよこ日記

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山本さんが帰ってきた

別に田舎の中学校で少年院帰りの不良が
帰ってきたわけではありません。

好評な中、震災の影響等で閉店していた
赤坂の「アベちゃん」こと(って誰も呼んでませんが)
阿部
「イザワちゃん」として帰ってきました。
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場所も・玄関も・内装も若干の変化はありながら
基本的には、あの阿部さんのまま。
そしてタイトル通り肝心の料理長「山本栄治」さんもそのまま。

でお料理は
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順菜酢。
プレーボールの初球からのクリーンヒット。
ジュレ仕立ての土佐酢の中には
小さめの鮎、サザエ煮、そしていい感じに炙られた穴子
さらにはトウモロコシのムース(玉蜀黍豆腐)に枝豆、胡瓜。
なぜかここ4日で3回順菜の行蔵もこの順菜酢には小躍り。
見た目も涼しげな器からスプーンでホジホジは至福です。
そして
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お椀はアマダイ。
ふたを取ると一面に葛きりが掛けられています。
それを取ると・・・
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やさしい柚子の香と共にふわ~っとお出汁の香り。
すっと一口椀をすすると・・・溶けます。
「和食のメインはお椀だ」という人の気持ちが共感できるこの旨味。
アマダイのほんわりとした美味しさはもとより、
その下に敷かれていた蓮根餅もちょっと香ばしさが出るくらい
焼かれてからお椀に鎮座しこれが格別。
日ハム時代の最強の2番打者・小笠原張りのHRです。

3番は
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イサキ・旬のアオリイカ・堂々の本マグロ

4番・5番は、大リーグからの助っ人よろしく
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沢山の野菜と一緒に食す庄内牛の冷しゃぶ。
牛の旨味が伝わる厚切り冷しゃぶはかなりパンチの効いた
アンチョビドレッシングで頂きます。
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繊細なおこぜの揚げ物にはプラムベースのソース
ホワイトアスパラはベアルネーズソース
ほおづきの中からはカリフラワーのムース
二品共に、和食にインスパイアされたフレンチシェフの
料理のようです。
言い忘れてましたが、のっけから白ワインでいってたので
とっても合います。

〆は、またしっかり和食に戻り
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もずく雑炊。
あっさりもずく+適量のイクラ+お醤油と出汁の効いた鼈甲餡。
これぞまさしく三位一体。沁みます。
デザートに
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青梅の甘露煮とフルーツコンポート
いやぁ~満足、満足。

「日本の正しい食事」を掲げていた阿部さん時代から
新たな工夫で驚きを供してくれていた山本さんが、さらに
自由なフィールドで旬の美味しいものを供してくれます。
これからも季節季節で驚き貰いに行きたいぞ~。

追記
そんな井ざわでは、今日も品のいいビジネスユースのオジサマ
4人組がお行儀よく会食中。こんなお客様筋がいるところが
安心していけるオトナのお店の証かもしれません。
ちなみにHPはまだ構築中なので、ご来店時は
03-3568-2350 まで。
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by akasaka_hiyoko | 2011-06-09 09:22 | 赤坂ディナー