2010年 03月 11日
もはや説明無用有無を言わさぬこの迫力(写真が悪くて迫力半減してますが・・・)。 最近雪降ったりですっかり冷え込んだ行蔵の心身には丸鍋! 食の都・赤坂でも一際異彩を放つ「すっぽん・さくま」に行蔵が リスペクトしている経営者と突撃しました。 コークスで2000度まで熱した特製鍋が地獄の釜の様にグラグラ。 大き目のぶつ切り鼈(スッポン)がゴロゴロ浮いています。 最初の一杯はお姉さんが取り分けてくれて 生血の日本酒割と共にいただきま~す。 まずはスープ。比べるのも変ですが「至高のコンソメ」の感があります。 しっかりめに利かせた生姜がいいアクセント。 皮付きの半透明な身は淡白な味わいでプリ&コリ。 黄色の良質の脂身?は少し濃厚な旨み。 引き締まった身&臭みのない肝?もしっかり味わえます。 ビールのあとのお勧めを聞くとお姉さんは 「日本酒も合いますけど赤ワインもお勧めですよ。」 ということで 幸運を呼ぶ勝虫・トンボのラベル。 (ワインの銘柄知らない行蔵には「○タに真珠?」疑惑) これが濃厚なスープにとっても合います。 で〆は当然 究極のシンプル雑炊。 これまたグッツグツ。 卵を加えたりせずに、上品あっさりといただきます。 鍋以外にも付きだし、鼈の卵の味噌漬けのせの湯葉、メカブ、しまらっきょう・・・ と色々でますが、一意専心すっぽんに没頭した2時間。 味は勿論ですが、店の設えやお姉さんの接客も秀逸。 昭和初期にタイムスリップしたような静かで落ち着いた空間は 最近見ないシンプルなガスストーブが妙にしっくり。 接客のお姉さんは、初対面だったのにいい感じに行蔵を弄ってくれます。 さくま常連の政財界のオヤジ連中からみたら行蔵なんかまさしく ひよっこなんでしょうね。 ・実は雑炊の鍋と丸鍋の時の鍋は違う鍋で、新入りの鍋は雑炊用で 鍛えられてから丸鍋デビューが出来る。 ・さくまの建物は昔、謎の異人さんの邸宅だった。 とか赤坂検定・特級並みのトリビアネタも織り交ぜながら 楽しい食事をサポートしてくれました。 お見送りは麗しの若女将?あかねさんも登場。 寒空の中、路地のカドを曲がるまでしっかりお見送り。 お店の行灯でやんわりと浮かび上がる姿はたおやかでありながら 凛としてました。 ちなみに「さくま」は03-3584-6891 最近店選びもぐるナビとかで調べまくちゃったりしがちですが なんかそういうのでない方がいいかな。。。 と思う行蔵でした。
by akasaka_hiyoko
| 2010-03-11 10:48
| 赤坂ディナー
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