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赤坂ひよこ日記

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必冊!赤坂 そのおまけの二


「今の世の中、再生装置がどんどん進歩してきているから、よい音楽を聴こうと思えば家でも聴けます。だからこそ、聴衆がわざわざコンサートホールに足を運んで音楽を聴くということは特別なことです。そこでしか聴けないものを体験しに来るのです。また、私たち演奏する方も、(中略)そこに集まった人たちと一体となって、一緒に、共に音楽をするのです。
それが現代のライヴコンサートの意味ではないかと私は思うのです。だからこそ、私はオーケストラをあえて真ん中に置いて、周囲から聴衆に囲まれて、聴衆と一体となって音楽しようと思ったのです。」
この説明を聞いた佐治さんは、ポンと膝をたたき、パッと顔を上げて明るい表情になり、
「ああー、なるほど。ほな、そうしましょ!」
八十三年一月三十日、サントリーホールの形が決定した瞬間でした。
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「素顔のカラヤン 二十年後の再会」 眞鍋圭子著 幻冬舎新書

赤坂の街が世界に誇るもの、といったら何を思い浮かぶだろうか。
アークヒルズのなかにある「サントリーホール」は、大げさな話でなく、本当にその一つだと“楽„はおもっている。
ホールの所在地は赤坂一丁目だ。

クラシック音楽を主としたコンサート専用のホールとして開館し今年で25年。
質の高いプログラムを用意してきたこのホールは日本国内のコンサートホールとして常にトップであり、その存在は演奏家、聴衆それぞれの間で常に高く評価されている。

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ホール前の広場がカラヤン広場と呼ばれていることからもわかるとおり、
サントリーホールはヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan, 1908年 - 1989年)の一言で、ホールの形状がステージを観客席が取り囲む形のヴィンヤード(ぶどう畑)形式に決まった。

書き抜いた前半はカラヤンのことば。
相槌をうったのは当時サントリーの社長佐治敬三である。

世界に誇れるホールで、極上の音体験を。
by akasaka_hiyoko | 2010-04-18 00:33 | 赤坂番外編